「うちは光回線のはずなのに遅い…」
「夜になると動画が止まる…」
マンションでよくある原因が VDSL方式 です。
結論から言うと、
✅ VDSLは構造的に遅くなりやすい
✅ 改善できる範囲には限界がある
✅ 建物次第では“回線の見直し”が必要
この記事では、VDSLの仕組み・光配線との違い・現実的な改善策まで解説します。
そもそもVDSL方式とは?

マンションの回線方式は主に3種類あります。
- 光配線方式
- VDSL方式
- LAN方式
■ VDSL方式の仕組み
建物までは光回線。
そこから各部屋までは「電話線」を使います。
そのため、
- 最大100Mbpsが上限
- 距離や劣化の影響を受けやすい
- 夜間に混雑しやすい
という特徴があります。
光配線方式との決定的な違い

光配線方式
各部屋まで光ファイバー。
最大1Gbps以上。
安定性が高い。
VDSL方式
各部屋は電話線。
最大100Mbps。
混雑に弱い。
つまり、
同じ“光回線契約”でも中身が違う
ここが落とし穴です。
VDSLはどれくらい遅い?
実測の目安:
- 日中:30〜80Mbps
- 夜間:5〜30Mbps
オンライン会議や動画視聴は可能ですが、
- 4K動画
- 家族同時利用
- オンラインゲーム
では厳しくなります。
まず確認すべきこと

① 自分のマンションはVDSLか?
確認方法:
- 契約書を見る
- 管理会社に問い合わせ
- 回線事業者に確認
「モデムに電話線が刺さっている」場合はVDSLの可能性大。
② 有線で速度を測る
有線でも遅いなら、
Wi-Fiではなく回線が原因。
VDSLでできる改善策
正直に言います。
劇的改善は難しいです。
ただし、以下は効果あり。
- IPv6対応回線へ変更
- 混雑に強いプロバイダへ変更
- ルーターをWi-Fi6にする
ただし、上限100Mbpsは超えられません。
本当に速くする方法は2つだけ
① 独自回線を導入できるか確認する
auひかり
建物が対応していれば、
光配線へ変更できる場合があります。
👉 【auひかりのエリアを確認する】
② 光配線方式対応の回線へ乗り換える
ドコモ光・ソフトバンク光などでも
建物が光配線対応なら改善可能。
乗り換えを検討すべきサイン
- 有線でも30Mbps以下
- 夜だけ極端に遅い
- Zoomが止まる
- 家族同時利用で固まる
この状態なら、
VDSLの限界かもしれません。
よくある質問
Q:VDSLでも1Gbpsプランにすれば速くなる?
建物がVDSL固定なら上限は100Mbpsです。
プランだけ変えても改善しません。
Q:ホームルーターはどう?
建物の電波状況次第。
安定性は光回線のほうが上です。
まとめ
VDSLは故障ではありません。
ただし、構造上の上限があります。
設定で改善しないなら、
回線方式を疑うのが正解です。
まずは、
- 自分の回線方式を確認
- エリア確認だけしてみる
それだけでも選択肢が見えます。
👉 【マンション向け光回線を比較する】
通信環境は生活の土台です。
無理に変える必要はありません。
でも、限界なら——
見直す価値はあります。

